クリニックブログ

2018.06.11

病院の広告です

https://www.youtube.com/watch?v=G3niGujAA0A&feature=youtu.be

 

 

2018.04.03

診療時間の変更のお知らせ

診療時間の変更のお知らせ

 

H30年5月1日(火)より

受付終了時間       (旧)PM5時半                         (新)PM5時まで 

 

平成30年4月2日 

院長 中橋栄太

2018.03.07

慢性便秘症の治療について

2017年に慢性便秘症ガイドラインが作成されました。

便秘には「腹痛」を伴わない場合は、「慢性便秘症」として、

「腹痛」や「便に際して不快」な思いを伴う場合は「便秘型過敏性腸症:IBS-C」として取り扱うべきと考えます。

便秘の治療で難しいのは、単に便秘だけでではなく、胃部不快感、げっぷ、胃もたれ、など便秘以外に、胃の症状も伴う方が30%~40%も及んでいるとです。便秘のコントロールのみならず、腹部全体のケアが必要のようです。

2018.03.01

川崎市中原区医師会 平間支部

中原区医師会は4つの支部に分かれています。当院は平間支部に属します。月に一度の定例会をおこない近隣開業医の先生方と意見交換をおこなっております。当院は内科・消化器科を専門としていますが、糖尿病、呼吸器、小児科、眼科、整形外科、耳鼻咽喉科、などを専門とされる先生方に囲まれ気軽に相談できる環境ができています。さらに高度・専門医療が必要な場合は病院への紹介をさせていただく場合があります。関連病院(頼りにしている病院)は、日本医科大学武蔵小杉病院、聖マリアンナ医科大学東横病院、川崎市立井田病院、関東労災病院、川崎幸病院、川崎市立川崎病院、などがあり常に連携をとりながら診療にあたっています

2018.02.21

待合室の混雑について

混雑時は大変お待たせして申し訳ありません。

曜日・時間で混雑状況がだいぶん異なりますのでご報告します。

<混雑時>

平日の9:00-9:30、11:00-11:30、15:00-15:30、17:00-17:30

土曜の10:30-11:30

<通常の混み具合>

平日10:30-11:00、土曜9:00-9:30、10:00-10:30

<あまり混まない時間>

平日9:30-10:30、15:30-17:00、土曜9:30-10:00

 

以上参考にしていただければ幸いに存じます。

2017.11.25

川崎市胃がん検診(胃カメラ)を受け付けています。詳しくはは診療科目のページを。

40歳以上の無症状の方に川崎市胃がん検診をおこなっています。

詳しくは「診療科目」ページを

川崎市胃がん内視鏡検診

自己負担額は3,000円です。

検査日とは別に、問診、内服中の薬の確認、など詳細把握のため事前に来院をお願いしています。検査中鎮静剤投与を希望されている方は、直近の肝機能や腎機能の検査結果をご持参ください。最近検査を受けられていない方には特定検診受診券を利用した採血検査をお勧めしています。

2017.09.04

未成年のピロリ菌除菌治療は行うべきではない?

掲載誌:『Science』 2017 年 10 月 20 日オンライン版 「口腔常在菌の中には、 異所性に腸管に定着すると免疫を活性化するものがいる」慶應義塾大学医学部微生物学・免疫学教室 教授 本田 賢也、早稲田大学 理工学術院 先進理工学研究科 教授 服部 正平

の論文から引用しています。

未成熟のヒトに強力な抗生剤を投与するとその後クレブシエラ・ニューモニエなどの炎症惹起する腸管内細菌が定着し、クローン病などの炎症性細胞を誘導するようになるという文献が出ました。思春期から青年に多い炎症性腸疾患は、抗生剤投与による腸管細菌の環境の変化から発生する可能性があるという結果が出た以上、小児におけるヘリコバクター・ピロリ菌の除菌治療は行わないほうがよさそうです。

以下に研究の要旨です。

<研究内容>

本研究では、まずクローン病 ※2患者の唾液を無菌マウス ※3に経口投与し、そのマウス の腸管に存在する免疫細胞の種類をフローサイトメトリー※4により解析しました。この 解析により、クローン病患者の口腔に存在していた細菌が腸内に定着すると、腸管免疫系 にどのような影響を与えるのかを明らかにすることができます。その結果、あるクローン 病患者の唾液を投与したマウスの大腸において、インターフェロンガンマ(IFN-γ)を産 生する CD4 陽性のヘルパーT 細胞(TH1 細胞 ※1)が顕著に増加していることを発見しまし た。 そこで、このクローン病患者の唾液中のどのような細菌がマウス腸内に定着していた かを把握するため、このマウスの糞便から細菌 DNA を抽出し、細菌由来の 16S rRNA 遺伝 子をシークエンスすることにより網羅的に調べました。この解析から、ナイセリア属、レ ンサ球菌属、ゲメラ属、ベイロネラ属、フソバクテリウム属、ビフィドバクテリウム属、 アナエロコッカス属、エシェリキア属(大腸菌属)、クレブシエラ属細菌など約 30 種類 の細菌が検出されました。次いで、これらの細菌の多くを単離・培養し、それぞれの細菌 を無菌マウスへ定着させたところ、クラブシエラ属のクレブシエラ・ニューモニエ ※5 ( Klebsiella pneumoniae )が TH1 細胞を強く誘導する細菌であることを見出しました。

さらに、腸内細菌が存在している通常の SPF※6(specific pathogen-free)マウスにク レブシエラ・ニューモニエを経口投与しても腸管内にクレブシエラ・ニューモニエが定着 し増殖することはありませんでしたが、アンピシリン等の抗生物質を投与した SPF マウ スではクレブシエラ・ニューモニエが腸管内に定着し、TH1 細胞を強く誘導することがわ かりました。このことから、通常時には元々いる腸内細菌叢が口腔から入ってきたクレブ シエラ・ニューモニエの腸管内への定着を阻止しているけれど、抗生物質の使用などによ り腸内細菌叢が乱れるとこの定着阻害効果が弱まり、クレブシエラ・ニューモニエの腸管 内への定着が引き起こされると考えられます。

 次に、クレブシエラ・ニューモニエの腸管内への定着がクローン病の発症・増悪に関与 しているのかを調べるため、無菌の腸炎発症モデルマウス(IL-10 欠損マウス ※7)にクレ ブシエラ・ニューモニエを経口投与し、腸管炎症の状態を解析しました。その結果、比較 対象として大腸菌を投与した IL-10 欠損マウスでは腸管に炎症が起こっていませんでし たが、クレブシエラ・ニューモニエを投与した IL-10 欠損マウスでは強い腸管炎症が起 こっていました。一方で野生型マウスにクレブシエラ・ニューモニエを経口投与しても、 腸管での TH1 細胞の増加は見られるものの炎症は起こりません。このことから、クレブ シエラ・ニューモニエの腸管内への定着が TH1細胞の過剰な増殖や活性化を引き起こし、 宿主の遺伝型によっては炎症の惹起・増悪・遷延化につながっていることが示唆されました。また、潰瘍性大腸炎の患者の唾液を無菌マウスに投与する実験を行ったところ、一部 の患者においてクローン病患者の唾液投与マウスと同様に腸管でのクレブシエラ属菌の 定着と TH1 細胞の増加が観察されました。さらに、健常者の唾液を用いた実験において も、腸管でのクレブシエラ・ニューモニエの定着と TH1 細胞の増加が観察されました。こ のことから、TH1 細胞を誘導するクレブシエラ属菌は炎症性腸疾患患者だけでなく健常者 の口腔にも存在している可能性があることが示唆されました。そのため、例えば長期的に 過剰量の抗生物質を服用した場合には健常者でも腸管へのクレブシエラ属菌の定着が起 こる可能性があり、過度な抗生物質の服用には気を付けるべきだと考えられます。

から引用させていただきました。

口腔常在菌の中には、 異所性に腸管に定着すると免疫を活性化するものがいる 口腔常在菌の中には、 異所性に腸管に定着すると免疫を活性化するものがいる口腔常在菌の中には、 異所性に腸管に定着すると免疫を活性化するものがいる

 

この文献からわかることは抗生剤の長期投与で腸管細菌の環境変化が起こり、通常では腸管には定着しないクレブ シエラ・ニューモニエも定着できるようになる。また宿主側の遺伝子によってもそれが増長・慢性化し、炎症性腸疾患の惹起も起こりえるのではないかと想像します。若年に多いこれら炎症性腸疾患の発生機序を考える上で、若年者への抗生剤投与はますます慎重になるべきといえるでしょう。このことから、ヘリコバクター・ピロリ菌への除菌治療は小児では慎重になるべきと考えております。中橋栄太

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